ギタリストの必見便利アイテム「iRig 2」レビュー
本日はイタリアのIK MultimediaさんのギターをiPhoneに接続して使えるギター用モバイルオーディオインターフェイスiRig 2をレビューします。
ギタリスト/ベーシスト必見アイテムiRig 2とは?
iRig 2とはパソコンやスマートフォンにギターの音声を入出力するときに使うギター用オーディオインターフェイスという機材です。ギターやアンプと接続するためのジャックが複数iRig 2に搭載されており、スマホにアンプシミュレーターアプリを入れることでスマホ内で音を歪ませるなどアンプやエフェクターのような処理を行い、ギターアンプやヘッドホンに出力できます。
iRig 2はiPhoneとiPadをつなげることで今までだと高価な機材が何台も必要だったあんなことやこんなこと、いろいろなことが可能になります。
1台4役!?iRig 2とアンプシミュレーターでできること
ギター/ベースアンプ
iRigを使うと一般的なギター/ベースアンプとほぼ同機能のアンプシミュレーターを使うことができます。音量を変えたり、歪ませたり、イコライザをかけることももちろん可能です。
ギター/ベースエフェクター
多くのアンプシミュレーターにはエフェクター機能があり普通に買うと1万円ほどするエフェクターもアプリ内課金などで安価に使用することができます。
録音
録音も行うことができます。本来ギターの音を録音するとなるとキャビネットにマイクを設置したり多くの手間と多額の資金が要されますが、iRig 2を使えば簡単に低価格で録音をすることが可能です。
チューニング
アンプシミュレーターを使うことによりチューナーにもなります。通常のクリップチューナーは周りの音に影響されることがありますが、iRig 2を使えば周りの音にほとんど影響されずにチューニングを正確に行うことができます。
レビュー
iRig 2にはステレオ標準プラグ(ギターに一般的に使用されているサイズの端子)のIn/Outジャックとステレオミニプラグ(イヤホンに一般的に使用されているサイズの端子)のOut端子、スマホに接続するためのIn、Outプラグが付いています。
それぞれの端子は楽器からの入力端子、2つの出力端子になっており、2つのOut端子はそれぞれイヤホン、アンプにつなげることができその時の状況に合わせて練習することができます、今回はアンプシミュレーターとして同社製のAmplitudeを使います。
AmpliTube
実際に接続してみました。今回はiPhone 7、Squier製のストラトキャスター、フェンダー Frontman 10Gを接続しました。iPhone 7に接続する際はiRig 2のプラグにLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ経由で接続すれば問題なく使用できます。
横にはゲインのスルー/FXスイッチ、ゲインコントロールノブが装備されています。スルー/FXスイッチは通常はFXにして使いますが、スルーを選択すると、エフェクターをすべてオフにしたような状態になり、入力音源を一切変化させることなくアンプ出力されます。ゲインコントロールノブはFXを選択している時のアンプ出力の音量を調整することができます。アンプアプリを起動してみます。この時アンプアプリから出力されるギターの音だけではなく通常のイヤホンなどと同様に通知音や他のアプリからの音も聞こえます。ですから通知をオフに切り替え、iPhoneの音量を上げることを推奨します。
アプリではアンプ、エフェクターなど様々な設定ができます。これについては別の記事で詳説します。
まとめ
良かった点
- 1台で様々な機能が使える。
- アンプ、ミニジャックどちらでも出力でき、ライブや練習など様々な場面で使える。
- 様々なアンプシミュレーターアプリがあり、様々な音作りができる。
悪かった点
- iPhone 7で使う際にアダプターが必要。
興味がある方は下記リンクからどうぞ。
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